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公開日:2026.01.29

川島小学校地域防災拠点
飼い主の会が活動本格化
ペット防災に独自の手引

  • ランチミーティング開催時の様子(提供写真)

    ランチミーティング開催時の様子(提供写真)

 地震などの大規模災害時、大切な家族の一員であるペットをどう守るか。川島小学校地域防災拠点では、ペット連れの避難者を円滑に受け入れ、飼い主自らが運営を担う「ペット飼い主の会」の活動が本格化している。

 これまで同防災拠点管理運営委員会の救出救護班がペット防災についても担っていたが、同班から独立し昨年7月にペット飼い主の会を発足。現在28人が会員となっており、徐々に人数を増やしているという。同会は、横浜市の防災計画に基づき、ペットと飼い主が安心して過ごせる環境づくりに向けた独自の運営マニュアルを整備した。

ルールを明確化

 環境省や市が推奨する災害時の「ペット同行避難」とは、飼い主がペットと共に安全な場所まで避難する行為。しかし、避難所は動物が苦手な人やアレルギーを持つ人も集まる公共の場。同拠点では、正門右側の動物飼育小屋や、キッズゲート付近に設置する予定のテントスペースを「ペット避難所」として指定。人の生活圏と分けることで、双方のストレス軽減を図る。

 同会の最大の特徴は、支援を待つのではなく「自分たちで運営する」姿勢だ。発災時には、最初に拠点に到着した飼い主が「ミッションカード」に沿って受付を設置し、名簿作成やケージの配置を行う仕組みを構築した。また、活動の指針として「災害時ペット対策五か条」を制定。「飼い主個人の責任で管理する」「常時清掃し臭気を防ぐ」など、周囲への配慮を徹底することを誓約し、避難者同士の調和を目指す。

 同会の川田浩樹代表は「平時から飼い主同士のコミュニケーションを図ることが大切」と考え、HUG訓練(避難所運営ゲーム)やランチミーティングなどを企画し、会員同士の交流を深めている。市動物愛護センターもこうした動きを後押ししており、一時飼育場所の設営に必要な資機材の配付事業も予定している。

 川田代表は「災害時には50から100頭受け入れ、最終的には同室避難が可能な体制を整えたい」と考えを語る。

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