横浜トヨペット(株)レクサス東名川崎(水沢)と望月正章さん(53・青葉区)に9月17日、宮前消防署から感謝状が贈呈された。ジョギング中に倒れた男性の命を助けた功績に対し行われたもの。
梅雨明けの8月1日の昼、走っていた40代の男性が倒れ、通りがかった望月さんが確認すると意識がなく119番通報。近くのカーディーラーに救助の協力を求め、同店の石田考一店長と橋本智久副店長、石田秀樹サービスマネージャーの3人がAED(自動体外式除細動器)を持って駆け付けた。
電話からの救急指令センターの指示に沿って4人で連携して、涼しい木陰に男性を運びAEDを使用。救急車が到着するまでの間、交代で心臓マッサージを続けた。
石田店長は「その時は必死だったが、顔も紫色で後から怖くなった。AEDの講習を受けており、その大切さを再認識した」、望月さんは「その場にいたら、誰でもやる当たり前のこと。指令センターの指示で役割分担しながらできた」と話した。同店では全店でAEDを設置し、全員が普通救命救急の講習を受けているという。
砥石勝美署長は「行動を起こすのは勇気のいる事。連携して有効で適切な行動が救命につながった。区民のみなさまにも救命の大切さが伝わるといい」と称えた。
倒れた男性は25日に後遺症もなく退院。感謝状贈呈式に訪れた2人は「小さな2人の娘さんもいると聞いた。本当に助かって良かった」と安堵の笑顔を見せた。
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