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宮崎台小学校 50周年「笑顔」でお祝い 児童が創意工夫の式典
川崎市立宮崎台小学校(森島美子校長)の創立50周年記念式典が11月16日、同校体育館で開催された。児童が主体となって企画された式典は、飛行機に乗って50年の歴史を旅するという物語仕立てで、各学年が日頃の学習で学んだことを発表しながら、地域や学校関係の人々への感謝の気持ちを表した。
過去から未来につなぐ
式典には、全校児童840人と元校長や来賓、関係者ら約90人が出席した。記念事業実行委員の宮下大志委員長が「5、6年生を中心に式典に向けて学校全体の気持ちを高め活躍する姿に感動した。強くたくましく成長する姿を見ることができた」とあいさつ。学校活動に尽力してきた25人の表彰も行われ、森島校長は「この50年、地域の方々が学校を見守り子どもを支えてくれたことが、今の子どもたちの明るさや笑顔に繋がっている。ありがとうございます」と感謝状を贈った。
表彰式が終わると体育館は暗転。「50周年記念フライトを始めます」と児童からアナウンスが流れた。物語仕立てで、飛行機が時空のゆがみに入り50年前にタイムスリップしてしまう設定。各学年が発表を通じ、スマイルフラワーと呼ばれるエネルギー源の花びらを集め現代へ戻るというストーリーを表現した。
最初は5年生が、ゴミゼロ運動、藍染め、泥絵アート、樹名板づくりなどの取り組みを発表。次いで1年生は、元気な声で校歌を歌い、養護教諭や給食調理員、図書館司書らに感謝を伝えた。3年生は、地域の祭りのお囃子をリコーダーや太鼓で演奏。センター級はブルーインパルスと神輿でお祝いした。4年生は心のバリアフリー、子育て支援、物々交換のゼロ円ショップ、募金活動など、学習する福祉の取り組みを紹介した。
途中、福田紀彦川崎市長と青木功雄市議会議長が登場。福田市長は「発表を見て胸がいっぱい。歴代の校長先生、教職員、地域の方々に支えられこの日が迎えられ心から感謝」と話した。
後半に入り、2年生は、通学路で交通安全の旗を振る人や公園を掃除する人などをヒーローとして紹介。6年生は、人を笑顔にするスマイルアップの活動「スマUP」(スマップ)を、テレビ番組の仮装大賞に似せて発表した。
物語の最後には、スマイルフラワーを集め完成した王冠を、10年後に6年生になる2歳の女の子にかぶせ、バトンを繋ぐ演出も。児童は「60周年の時にも宮崎台小学校を大切に思い、毎日幸せに暮らせるような未来をねがっています」と気持ちを伝えた。フィナーレは全校生徒で「世界でひとつだけの花」を歌い幕を閉じた。
宮崎台小学校創立50周年記念特集
川崎市宮前区宮崎3-18-2
TEL:044-855-2410
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12月6日
11月29日