ミューザ川崎シンフォニーホールは5月5日、「こどもの日オープンハウス」を行った。同ホールでは、子どもたちにホールで楽しんでもらおうと初めて企画。2345人が来場し、多く親子連れで賑わっていた。
近藤岳さんによるパイプオルガンミニコンサートでは、子どもたちが特別に舞台に上がって鑑賞した。司会の朝岡聡さんによるリコーダーとポジティフオルガンとの共演で「ピタゴラスイッチ」のテーマ曲などを演奏した。また、パイプオルガンの伴奏で「ドレミの歌」を合唱すると、子どもたちは元気な声を出して歌っていた。
金管五重奏グループ「ピールトーンアンサンブル」が登場すると、会場を巻き込んだトークと演出で観客を魅了した。
ホールの照明演出とオルガン演奏のコラボレーションで行った「びっくり!ステージ演出ショー」では、パイプオルガンが演奏する「スターウォーズ」に合わせ、場内を色とりどりの光が舞い、あまり見られない演出で来場者を驚かせた。
クラシックソムリエが答える「おんがく相談コーナー」では、「どうやったらピアノの発表会で緊張しないで弾けますか」「子どもに聴かせるにはどのような曲が良いか」などの質問が寄せられた。
普段は入れない楽屋や音響・照明を操作する部屋をまわることのできる「ホールガイドツアー」は3回実施され、申し込み整理券がすぐになくなるほどの人気だった。ゴールデンウィークということもあり、埼玉県や群馬県など他県から来る人も多かった。
同ホールでは「初めて来る人も多く、今後来場するきっかけになれば嬉しい」と話していた。
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