幸区北加瀬で相撲に取り組む3兄妹がいる。小川悠人君(11)、瑚心(こころ)さん(9)、寧々ちゃん(5)だ。
3人は所属する三鷹相撲クラブと、地元の川崎相撲クラブで、週2回稽古に汗を流す。
長男の悠人君は身長148cm、体重47kgと小兵ながら、今月4日に墨田区総合体育館で行われた第35回わんぱく相撲全国大会に川崎代表で出場。惜しくも1回戦で敗れはしたが、全国大会出場は大きな自信となった。
全国大会に向けた5月の川崎大会では、稽古中に右足親指を骨折するアクシデント見舞われたが「小学生最後の年だから痛くてもどうしても出たかった」とけがを押して出場し、優勝を果たした。
相撲歴は小学1年生から。相撲経験者の父・貴志さんに連れられ三鷹相撲クラブを見学し、雰囲気が良かったからと入部。1年生の時は試合で全く勝てなかったが、2年生で初勝利をした埼玉県朝霞市の大会で3位になり、相撲ががぜん楽しくなったという。好きな力士は琴奨菊関。
長女の瑚心さんは「お兄ちゃんがやってたので、やりたいと思った」と4歳から始めた。川崎大会で3位になり、7月に岐阜県郡上市で行われた第10回全日本女子相撲郡上大会では小学4年生以下35kg未満の部で3位入賞を果たした。
次女の寧々ちゃんも4歳から。9月の三鷹市主催の市民大会で「1位になりたい」と二人に負けない強い気持ちを見せる。
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