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公開日:2013.11.01
東芝
アニメで取り組みPR
スマートコミュニティを描く
JR川崎駅西口にスマートコミュニティ事業の拠点を置く東芝が先月24日、川崎市と進めているスマートコミュニティ事業(環境配慮型地域)の取り組みを多くの人に知ってもらおうとオリジナルアニメを市と協力して制作した。11月下旬からインターネットで本編を順次公開していく。
東芝と川崎市は10月10日に、ITや環境技術を活用してスマートで効率的、そして安全な街づくりを目指すスマートコミュニティの実現に向けた連携・協力協定を締結している。今秋には、大量の電気を消費している川崎駅周辺地域の各ビルにエネルギーを統括するシステムを導入し、エネルギーの効率的な利用やスマート化、見える化を目指す取り組みを開始する。
同企画では、そうした新たな街づくりに関する取り組みを県内外に発信し、PRをすることが狙い。また10〜20代の若い人にも街づくりやスマートコミュニティに興味をもってもらえるようアニメで紹介する。
アニメ「ダブルサークル」は、東芝が先月31日に開設した「スマートコミュニティセンター」や、市役所で働く人たちが登場するなど川崎市が舞台となっている。便利に進化を続ける川崎市の邪魔をもくろむ敵を、太陽光などの再生可能エネルギーをモチーフにした姿に変身した主人公らが、倒していくという物語。街づくりにおけるエネルギーの重要性など街づくりに必要なポイントなども作品の中で紹介している。
主な登場人物は、川崎市役所「スマート街づくり推進課」の職員『アサギ』、東芝の「スマートコミュニティセンター」で働くエンジニア『アカネ』、ボートハウスで働く外国籍の男 『エム』など。1話5〜6分で全6話。11月中旬にプロモーションビデオ、下旬から本編を順次動画共有サイトの「YouTube(ユーチューブ)」や「Vimeo(ヴィメオ)」で公開していくとしている。
同社広報部では「スマートコミュニティの考え方などを、アニメを通じて知っていただけたらうれしい」と話している。
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