「チカンに気を付けて」 川崎駅前でキャンペーン
JR川崎駅東口で6月1日、「チカン撲滅キャンペーン」が行われた。神奈川県警察が掲げた6月1日から5日までの「電車内等における痴漢対策強化期間」の初日に、県警本部、川崎警察署が企業、ボランティア団体等と連携して実施。鳴海達之川崎警察署長は「川崎駅は県内でも乗降客が屈指の駅。痴漢という女性の人権を無視した卑劣な行為をする犯人を1人でも多く捕まえるため、強化推進していく」と話した。
今年1月から5月末までの痴漢・盗撮の発生件数は54件で、そのうち検挙数は24件。昨年よりも多いペースだという。
また、この日は女子バレーボールチーム「NECレッドロケッツ」の近江あかり副キャプテンが一日警察署長を委嘱された。近江さんは、痴漢撃退シールを道行く女性らに配布しながら被害の防止を呼び掛けた。 近江さんは「バレーの試合では瞬時の判断と勇気が大切。万が一被害に遭ったら、勇気を出して声をあげて」と話していた。
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