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公開日:2016.02.19
2016年度幸区予算案
御幸公園活性、危機管理に重点
9億4千5百万円を計上
川崎市は8日、2016年度の予算案を発表した。そのうち幸区の予算総額は前年比10・8%減の9億4526万円。安全で安心なまちづくりや地域資源を生かしたまちづくりなどに重点を置いている。
16年度の区予算額は前年度比1億1445万7千円の減額になっている。道路や公園緑地の維持管理費が減少している。維持管理費を除くと、予算規模の大きさでは、地域資源を活用した取組が、倍増した前年度よりさらに増え、1946万円が充てられている。
拡充事業として、8年後の市制100周年に向けて実施される「御幸公園梅香(うめかおる)事業」を来年度も推進するため、多くの予算が充てられた。歴史のある同公園に梅を徐々に植えていき、梅林を復活させる計画。
次に規模が大きいのが、安全で安心に暮らせるまちづくりの推進。今年度、川崎区、横浜市鶴見区と防災に関する包括連携協定を締結した区は、さらに連携を深めるため避難所運営合同訓練を実施する。また、避難所のマニュアル作りや実践的な防災訓練を継続実施するなど、防災体制の充実を図る。
高齢者対策や健康増進を図る「健康で安心して暮らし続けられるまちづくり」には、653万円が充てられた。昨年、新規事業として始まった地域包括ケアシステムを推進し、区独自の「ご近所支え愛事業」を来年度も継続実施する。モデル地区は今年度の3地区に加え、6地区に増やす予定になっている。
区担当者は「地域の方々が安全に安心して生活できるよう危機管理に力を入れている。また引き続きご近所支え愛事業、御幸公園梅香事業に重点を置いて取り組んでいく」と話している。 予算案は15日に始まった定例会で審議される。
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