幸消防署(村上公憲署長)は2月24日、区内の小学生を対象に防火防災教室を幸こども文化センターで行った。昨年11月に開いた「放火防止教室」の第2弾として実施されたもの。
放火防止教室では、放火されない環境づくり、大地震発生時の対処方法、消防士の秘密・質問タイムなど幅広い授業を実施、低学年の児童でも分かりやすいように幸署員が丁寧に教えていた。
子どもたちは、地震発生時の対処方法に関心が高く、幸署員は▽家に居る時には廊下に逃げること▽通学時には塀から離れてランドセルで頭を守ること▽トイレやお風呂に居る時はすぐにドアを開けること▽買い物中はショッピングかごで頭を守ること――などをレクチャーした。
また、放火防止については【1】放火させない環境作り【2】うちの周りから注意を始めましょう【3】家族みんなで正しいゴミだし【4】防止について考えよう【5】うちの中でも話し合い【6】しっかりと町中で行う放火防止の6つを合言葉にしている。
6つの頭文字を合わせると「放火防止」になり、この合言葉は区内13の小学校で、昼休みの放送で流されている。
幸消防署は、小学生のうちから火災や地震等に対しての危機意識を持てるよう、放火防止教室を継続して行っていく。
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