一般財団法人・川崎市まちづくり公社(篠崎伸一郎理事長)と市内建設関連の業界団体が「市民に安心な業者の情報提供」を目的とした協定を締結する。消費者を悪徳業者から守るために公社と業界団体が連携。適正価格、誠実・良心的な工事による住まいづくりの環境整備をめざすという。
協定の趣旨に賛同した業者の名簿をまちづくり公社が運営する「ハウジングサロン」(高津区・溝口駅前)で閲覧できるようにする。
協定を締結するのは一般社団法人・川崎建設業協会、一般社団法人・川崎塗装業協会、一般社団法人・川崎市空調衛生工業会、一般社団法人・川崎市電設工業会の4団体。各団体と5月末までに協定を締結し、6月中に名簿を整理。7月から制度を運用する予定だ。
川崎建設業協会の露木直義会長は「地元業者の情報が知りたいという市民の声に応えるためにも、前向きに取り組みたい」と話している。
ハウジングサロンの室長を務める中村利夫さんは「市民の利便性の向上につながれば。業者のあっせんはできないが、見積もりの見方などアドバイスを行うことができる。万が一、トラブルになった場合は団体とともに解決していきたい」と話す。今後は設計事務所や上下水道工事の団体とも協定を結びたいとしている。
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