7月10日投開票の参議院選挙に向けて、若い世代に選挙啓発を促す取り組みが行われている。
市選挙管理委員会は大学生のインターンシップの受け入れを、幸区選挙管理委員会は投票事務を行う未成年者が対象の学習会を行った。
市選管では、主に参院選や市長選の際にインターンシップを受け入れる。今回、市内では10人の大学生が参加した。
区内でインターンシップに参加しているのは、日本大学3年の渡邊菫鈴(すみれ)さん(21)。渡邊さんは、先月から幸区選管担当者に同行して打ち合わせや期日前投票の案内などを行った。公示日の先月22日には、小倉の市立看護短期大学で投票を呼び掛けるチラシを学生に配布した。
渡邊さんは「国民一人ひとりが選挙に参加することの重みを感じた。選挙について同世代に話せるよう自信を持っていきたい」と話す。
選挙事務に従事する未成年者の学習会は先月26日、幸区役所で開かれた。学習会は、投票事務の仕事と選挙により、理解を深めてもらおうと今回初めて行われた。
15歳から17歳までの7人が参加し、市選管が作成したリーフレットで選挙の仕組みを学んだのち、投票用紙の受け渡しなどを練習した。
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