戻る

幸区 教育

公開日:2016.07.15

日吉中生が職場体験
海上保安署で航海や鑑識など

  • 船を操縦する松村青さん(左)

 日吉中2年生生徒が川崎海上保安署(川崎区)で7月5日、職場体験を行った。

 参加したのは、立野太地さん、福原圭亮さん、松村青(じょう)さん、山崎大輝さんの4人。

 立野さんらは、巡視艇を操縦して川崎港を約1時間にわたって航海した。

 また、瓶に付着した指紋を筆とアルミ粉末などを使って検出する鑑識や、有害な物質が海に排出されていないかを検査するための採水、AED(自動体外式除細動器)を用いた心肺蘇生法などを学んだ。

 生徒からは「船の運転ではハンドルの回し方が難しかったが、運転士もやりがいのある仕事だと感じた」「心肺蘇生法は知らないことばかりで勉強になった。倒れている人を見かけたら学んだことを活かしていきたい」といった感想が挙がった。

 同署担当者は「業務を知ってもらうことで、いずれは海上保安庁を目指してもらえたら」と話す。

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS