幸警察署(伊藤守署長)は7月1日、同署キャラクターに御幸(みゆき)ちゃんを制定した。同署の職員からデザインを募集していたもので、刑事課事務職員の小島奈々さんが考案したキャラクターが採用された。今後は同署の啓発物などに活用される。
御幸ちゃんは、区民の安全・安心を守る幸署員の代表として、かつて市民の立場から街を守っていた「岡っ引き」をイメージ。幸区から「ハッピー」につながるとして、法被をまとい、はちまきにも「HAPPY」と描かれている。名前は、幸区の名前の由来の一つ、御幸村にちなむ。
幸警察署は、署に親しみを持ってもらい、防犯などの呼びかけに役立てようと昨年末、伊藤署長の呼びかけでキャラクターの募集を決めた。
同署署員にキャラクターの募集をしたところ、約140人から約150点のアイデアが寄せられた。署長などを含む警部以上の署員12人による協議の結果、区内の歴史にちなむ名前やデザインで、かわいらしくインパクトがあることから同署職員の小島さんが描いた女の子のキャラクター、御幸ちゃんが選ばれた。手描きのイラストを基に、パソコンに詳しい署員がデジタル化した。
制定日は、今月11日から夏の全国交通安全運動が始まり、1日は毎月定める子ども安全の日と県民交通安全の日であることから同日のデビューが決まった。
御幸ちゃんは同署ホームページや交番だより、小学校に配る交通事故発生場所の地図に登場するなど交通安全の啓発等に役立てられる。
小島さんは「親しみやすさを感じてもらえるようにデザインしました。日ごろから交通事故や犯罪には気を付けてほしいと願っているので、御幸ちゃんを思い出して安全、防犯を意識してもらえたら」と話した。
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