東芝未来科学館(岩切貴乃館長)は、2014年1月31日に堀川町に移転リニューアルオープンして以来、約2年半が経った8月27日に来場者が100万に到達した。
当日は100万人目の来場者に、記念品を贈るなどのセレモニーが行われた。
100万人目に来場したのは、横浜市神奈川区に住む依田彩奈さん(小6)。母親の真理子さんと一緒に来館しゲートを通過すると、同館スタッフから拍手が送られ、岩切館長から花束が手渡された。
また、セレモニーでは、記念品として動くロボットの工作キットが贈られると、彩奈さんは笑顔で受け取っていた。
彩奈さんは「記念になるので嬉しい。何度も来たかいがあった」と喜びを表した。4年生の頃から、月に2、3回は科学館に足を運んでいる彩奈さんは、今年の夏休みには10回以上来ているという。実験や体験型のイベントがある時などに来館し、最近では自由研究のために桜貝のストラップ作りに挑戦したという。
母親の真理子さんは「私は科学が苦手。娘には得意になってほしい」と笑顔で語っていた。
東芝未来科学館は、1961年に小向に開館した前身の東芝科学館から移転し、東芝製品の展示やヒストリーコーナー、科学を学ぶアミューズメント、サイエンスステージでの実験実演などがあり、休み期間などは家族連れでにぎわっている。
岩切館長は「駅から徒歩1分という立地、ラゾーナ川崎プラザという商業施設が隣にあることから、皆さん気軽に来て頂いている」と話している。
同館は10月末頃に、55年前の開館以来累計1000万人の来場者突破が見込まれている。
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