県立川崎工科高校(角田一平校長)の弓道部が8月20日、川崎地区高等学校弓道選手権大会に出場し、団体の部で優勝、個人の部で準優勝から6位までを占め、好成績を収めた。
同大会には弓道部がある市内の5校が出場。川崎工科からは部員18人、3人1組の団体の部に5チームが参加した。
団体の部で優勝したのは矢ヶ部惇君(3年)、井上皓登君(2年)、岩本海君(2年)のチーム。3人とも練習とは違う雰囲気に緊張したというが、それぞれが徐々に調子をつけ36射中23中の結果で優勝。さらに、3位と4位にも同校のチームが入賞した。
また、8月27日に行われた関東個人選抜県予選会では岩本君が健闘。「あと1本」というところで惜しくも関東大会への切符を逃したものの、「その1本が差。練習を重ね自信をつけていきたい」と今後を見据える。同予選会で引退した矢ヶ部君は、現在も昇段試験を目指し練習を続ける。新人戦を控える後輩たちに対し「メリハリをつけて練習し、優勝に向かって努力してほしい」とエールを送った。
顧問の白井俊幸教諭は「互いに競い合って、真剣に技を追求するメンバー。技術も精神力も鍛えられ、結果となっているので今後にも期待したい」と話した。
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