川崎市内各地で開かれている「かわさきジャズ2016」のオープニングパーティーが10日、ミューザ川崎シンフォニーホール市民交流室で行われた。
当日はかわさきジャズ2016実行委員会の山田長満実行委員長をはじめ、福田紀彦川崎市長など約80人が来場した。
パーティーにはゲストとして、作・編曲家でピアニストの榊原大さんが登場、軽妙なトークと迫力のあるピアノ演奏を披露し会場を沸かせると、演奏後には来場者から大きな拍手が送られた。挨拶に立った山田実行委員長は「榊原さんの演奏が素晴らしく、生演奏はとても良いものと感じた。かわさきジャズには世界的に素晴らしいアーティストの方々が集まっている。是非皆様お楽しみいただきたい」と話した。
榊原さんはNHK連続テレビ小説「ファイト」の音楽を担当したこともある。13日には、新百合トウェンティワンホールで歌手の中西圭三さんらとジャズやクラシック、ポップスといった枠を飛び越えた新たな形のアコースティックジャズを披露した。かわさきジャズ2016は、20日(日)まで開催されている。
韓国演奏家との地域交流も実施
かわさきジャズ2016人材育成プログラム「日本と韓国、音楽で橋を架ける」が11日、幸町小学校で行われ、チャング(韓国太鼓)演奏家のチェ・ジェチョルさんが同小を訪問した。
当日は同小の1年から4年生までの児童が参加した。体育館で実施され、チェさんが太鼓をたたきながら入場すると、児童らは歓声を送り、太鼓演奏を楽しんだ。チェさんは体育館を駆け回りながら、独特のリズムを奏で会場を沸かせた。最後には児童たちも踊りながら演奏を楽しんでいた。小学3年生の女子児童は「とてもワクワクした。今日は素敵な演奏をありがとうございました」とお礼の言葉を送った。
在日三世のチェさんは伝統音楽、現代音楽の垣根を超えた活動を行う音楽家で、本日18日(金)にはラゾーナ川崎プラザソルで開かれる「佐山雅弘&仙波清彦×コリアンオールスターズ」に出演する。午後7時から(6時半開場)、当日券あり。
問い合わせはかわさきジャズ2016実行委員会事務局(【電話】044・201・7735)へ。
幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|