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幸区 文化

公開日:2016.12.02

赤穂浪士ゆかりの品公開
14日、稱名寺で

  • 下平間にある稱名寺

 下平間にある真宗大谷派平間山稱名寺(本多和住職=人物風土記で紹介)は12月14日(水)、「忠臣蔵」で有名な赤穂浪士の遺品を稱名寺庫裡で一般公開する。

 稱名寺では、例年討ち入りの日と同日に一般公開を行っている。大石内蔵助が描いた梅花などの掛物、おかめの面といった愛蔵品のほか、四十七士愛蔵の銚子や盃、書簡など遺品17点。

 江戸時代(1744年)の作品で後世寄進された掛軸「紙本着色四十七像」もある。四十七士像は大石内蔵助を頂点に、赤穂浪士四十六士が左右に描かれており、85年に川崎市重要文化財に指定された。

 稱名寺のある下平間は、大石内蔵助と赤穂浪士が討ち入り前に10日ほど滞在したとされており、赤穂浪士ゆかりの地と言われている。遺品はのちに稱名寺に寄付され集まったものと考えられている。

 公開時間は午前9時半から午後4時まで。入場無料。問い合わせは稱名寺(【電話】044・511・1674)へ。団体(10人以上)での来場は事前に団体名、来場時間の連絡を。

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