古川町在住の酒井春姫さん(下平間小学校4年)が先月、エディオンアリーナ大阪で開かれた「日本空手道連合会第54回全国空手道選手権大会」に出場し、4年女子の「組手」と「形」の両部門で優勝に輝いた。
酒井さんが得意の形では、決勝戦で昨年と同じ顔合わせになった。大会3連覇中の相手に対し昨年とは違う形で勝負に挑むと、自身の旗が4本上がり勝利をつかんだ。酒井さんは「勝った時は鳥肌が立ちました。たくさん練習して良かった」と感想を語った。
「1試合1試合、目の前の相手を倒すことに集中した」という組手では、攻めあぐねていた酒井さんが観覧席から聞こえてくる母親の声に後押しされ勝利した試合もあったという。ひざにアザが出来るほど練習した中段突きと上段蹴りとの連続技も決まり、決勝まで進んだ酒井さん。「ここまで来たら、絶対勝ちたい」との気持ちで優勝を勝ち取った。酒井さんは「信じられない気持ちでいっぱいでした」と振り返った。
4歳から空手を始めた酒井さんは、泊親会川崎に所属。酒井さんは「空手が東京五輪の正式種目に決まって、とても嬉しい。出場を目標にこれからも毎日稽古を頑張って、強くなりたい」と抱負を語っている。
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