今年も残すところ1週間。市内では川崎市の新ロゴの策定や、男子プロバスケットボールチーム「川崎ブレイブサンダース」の旗揚げなど、未来に向けた誕生が続いた。この1年、幸区ではどのような出来事があったのか。区内のニュースを基に2016年を振り返る。
スポーツでは、市立商業高の弓道部と川崎総合科学高のバドミントン部が8月、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に出場した。また、市民ジュニア綱引き大会で塚越4丁目が1月、重量の部で4連覇。軽量も制覇し10年ぶりの完全優勝を果たした。
長年の功績が称えられた人の活躍も目立った。清流亭いしあたまとして「さいわい寄席」を主宰する深見政則さん(古川町在住)が市文化賞を受賞し、南幸町の茶の小売店「田辺茶舗」が、県優良小売店に選ばれた。飲食店では大宮町の「魚問屋 魚正宗 川崎分店」が5月、えひめ愛フード推進機構から「えひめ食の大使館」に認定。中村時広愛媛県知事が同店を訪れ、認定証を授与した。8月には市消防局が全国消防救助技術大会の2部門で優勝。幸消防署の3人が活躍した。
インフラの整備が進んだ一年でもあった。3月、JR新川崎駅前ロータリーがユニバーサルデザイン(UD)タクシー専用乗り場になった。専用ロータリーは県内で初めて。11月にはUDタクシーの配車システムも稼働し、車いす利用者など一般のタクシーが利用しづらい人の利便性向上が期待される。新川崎駅と鹿島田駅を結ぶ歩行者専用通路も開通し、駅間の移動も便利に。鹿島田駅西地区再開発の全体完成を記念したイベントも盛り上がりをみせた。
2017年はどのような年になるのか。来年も紙面を通して幸区の出来事を追っていく。
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