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「平和の鐘」の思い、伝承 市内在住の高瀨氏が講演

社会

掲載号:2019年3月21日号

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「平和の鐘」について語る高瀨氏
「平和の鐘」について語る高瀨氏

 一般社団法人国連平和の鐘を守る会(高瀨聖子代表)が主催する講演会「平和のために自分は何が出来るのか」が3月2日、唐木田のカフェ・ド・スールで開催された。

 ニューヨークの国連本部にある「平和の鐘」。これは、愛媛県出身の故・中川千代治が1954年6月に日本国際連合協会を通じて国連本部に寄贈したものだ。

 先の大戦で、戦地ビルマで多くの部下が戦死したことを目の当たりにした中川千代治。「二度と戦争をしてはいけない」という思いを胸に、戦争の悲惨さ、核廃絶を訴えて世界中を回った。その際、ローマ法王からもらった金貨をはじめ、世界各国のコインや、応援してくれる人からもらった硬貨などを入れて鋳造し、国連本部に贈呈したのが「平和の鐘」だ。

 高瀨代表は千代治の6女で市内在住。「平和の鐘」運動を継承し、広めていく活動を行っている。

 今回の講演会では、高瀨代表が千代治の生い立ちや、「平和の鐘」を作った経緯、国連本部へ贈呈したエピソード、そこに込められた思い、会の活動などを紹介。「平和は身の回りから。皆さんが力を合わせて千代治の願いをかなえてほしい。それを伝えていくのが私の役目」と話した。「平和の鐘」のミニレプリカも披露され、参加者が順番に鐘をならしていった。

 千葉県習志野市や神奈川県湯河原町からの参加者もいた今回の講演会。高瀨代表は「鐘の話が違う形で伝わっていたのが活動を始めたきっかけ。地元での活動は遠慮していたけど、初めて小学校で話した時に先生方の反響が大きかった。今後も地元で徐々に話をする場所を広げていけたら」と話していた。
 

「平和の鐘」のレプリカ
「平和の鐘」のレプリカ

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