多摩 社会
公開日:2025.07.10
桜ヶ丘商店会連合会
被災地支援活動を市に報告
奉仕団体なども協力
桜ヶ丘商店会連合会が例年、春に実施している「せいせき桜まつり」などで行っている災害被災地への募金と支援活動の結果を6月17日、関係者らが市役所を訪れ阿部裕行市長に報告した。
当日は同連合会の三橋誠さん、飯島聖士さん、福井宏昌さんと、支援活動に携わった東京多摩ロータリークラブを代表して小暮知則さん、多摩市社会福祉協議会の紀初子会長らが市長室を訪れた。
桜まつりで募金
同連合会では、東日本大震災が発生した2011年から「震災を風化させてはいけない」と復興支援イベントを「せいせき桜まつり」内などで継続して実施している。東北だけではなく、24年以降は能登半島地震や豪雨に見舞われた石川県の支援も同時に行っている。
4月の桜まつりでの募金活動のほかに、日本航空高等学校石川の吹奏楽団を招き、多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校吹奏楽部との協力で2月に実施した「能登と多摩をつなぐふれあいコンサート」、東日本・能登半島地震復興支援のあゆみ展を行ったことなどを三橋さんが報告した。
各団体が参加
桜まつりでは、奉仕団体・東京多摩ロータリークラブなども募金活動を行っている。また、市社会福祉協議会は同まつり内で「うまいもん屋台村」を開き、石川県七尾市から地場産品などを買い付けて販売し、売上の全額を寄付した。さらに同協議会のボランティア団体として登録している絵手紙サークルが「希望」などと描かれた絵を寄贈した。
今回も多摩市咲楽駄絵手紙の会が描き、石川県に贈る大きな絵手紙を持参して市を訪れた=写真。
ふれあいコンサートや桜まつりで集まった義援金の総額は43万997円で、日本航空高等学校石川吹奏楽団や七尾市社協などに贈られた。同連合会の11年から25年までの募金総額は429万8126円となっている。三橋さんは「募金に協力してくださった皆さまには、こちらの意図を汲み取っていただき、とても感謝しています」と話していた。
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