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多摩 教育

公開日:2025.08.07

市内児童
楽しんで英語を学ぶ
外国語指導助手と交流

  • 参加した児童を前に自己紹介する外国語指導助手

 英語に触れる「TAMA ENGLISH VILLAGE」が7月22日、永山公民館ベルブホールで行われ、夏休みに入ったばかりの市立小学校の5・6年生の児童20人が参加した。主催は多摩市教育委員会(千葉正法教育長)。

SDGsに関心

 このイベントは、小学生が英語に触れ、話す機会をつくろうと、市立小中学校にALT(外国語指導助手)を派遣している株式会社ボーダーリンクの協力を得て開催しており、今回で4回目。

 冒頭、ALTが自己紹介をしたあと、4つのグループに分かれて「カントリーツアー」と称し、カナダ、ジャマイカ、シンガポール、ナイジェリアの4カ国について、SDGs(持続可能な開発目標)に関するプレゼンテーションを行った。子どもたちは世界地図にキーワードを書き込みながら、熱心に耳を傾けていた。また、気候変動や地球沸騰化、生物多様性、海洋資源、災害、まちづくりなど、世界で共通する課題について学び、自分たちのくらす地域や学校の取り組みとのつながりを考えていた。

 その後、全市共通で進めるESD(持続可能な開発のための教育)やSDGsの現状や課題について、一人ひとりが英語でALTに伝える「My School for SDGs」という活動が行われ、子どもたちは自分たちが経験したことを英語で伝える楽しさ味わっていた。また、多摩市の白地図の中から、自分たちの通う小学校の場所を探し出し、学校で取り組んでいるSDGsの活動を示すアイコンのシールや絵を貼り、学習のまとめに取り組んだ。

日本一の英語力めざす

 実施後の参加者からは、「自分の学校のSDGsの活動報告を英語でしたことが楽しかった」「学校に来た時はALTの先生ともっと英語で話したい」「英語で交流したのが楽しかった」「いろいろな国のことが分かって楽しかった」などの感想があった。多摩市教育委員会は「『日本一英語が話せる児童・生徒の育成』を目指し、次年度に向けて、さらにこのイベントの内容に工夫を凝らしたい」という。

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