海老名・座間・綾瀬版
公開：2021年3月19日
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プレゼントづくりで中心的な役割を担った細野めいかさん(中央)と森山水希さん(左)、池田優李佳さん(右)
県立中央農業高校(海老名市中新田)で１日、校内の農産物を使った鶏卵とマーマレード、パウンドケーキが卒業生１７６人に贈られた。
プレゼントは、コロナ禍で学校生活の思い出が少なかった卒業生に「農業高校らしいプレゼントを贈り、高校生活の思い出にして欲しい」と、校内で活動する農業クラブ本部の２年生が発案した。生徒は日ごろ、自分たちで作った農産物を口にする機会が少ないため「中農に通った思い出になる」と考えた。
この手作りギフトには校内の畜産科学科、園芸科学科、農業総合科がそれぞれ協力し、14人の部員を中心に食材選びやメニュー作り、調理、ラッピングが進められた。
贈り物を受け取った卒業生からは「普通科高校では体験できない、農業高校らしい思い出が最後にできた」と感謝の言葉が寄せられたという。贈り物づくりを担った２年生の細野めいかさんは「農産物を食べた先輩に”中農らしさ”を少しでも感じて貰えたら嬉しい」と話していた。
記念品を受け取った卒業生
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