神奈川県議会議員に初当選した 渡辺 紀之さん 岡崎在住 42歳
「政治の中心は心」
○…9月23日に執行された県議会議員補欠選挙で当選を果たした。「なべちゃん、おめでとう」「なべちゃん、やったね」―。当選の歓喜にひたる間もなく、3日後には初めて県議会へ。100人を超える議員たちの前に立ってあいさつした。「とても緊張しましたが、あらためて身が引き締まる思いを感じました。伊勢原の代表として頑張ります」。笑顔の裏には強い使命感が見える。
○…横浜市に生まれ、小学校に上がると平塚市へ。小中学生のころは野球少年で、高校ではテニス部に所属した。「でもスポーツは得意じゃなかったですよ」となつかしむ。産能大学(当時)を卒業後は自動車ディーラーに就職するも24歳の時、会社を経営していた父が他界、すぐに業務を引き継いだ。会社はおもに板金塗装機器の卸販売をしていた。だが、母が教員をしていたこともあり、学習塾や英会話教室なども展開していった。平塚にあった会社は伊勢原に移し、住まいも市内岡崎へ。現在は妻と2人で暮らしている。
○…「仕事が安定してきたころ、昔から抱いていた『政治を通じて地域貢献』という思いが強くなっていきました」。もともと政治には関心があり、大学時代には選挙の手伝いに関わったこともあった。32歳で市議会議員選挙に初当選、その後、約10年にわたり行政に目を向けてきた。「経営的な感覚をもって役所を見る。役所の業務だって民間の発想でなされなくてはいけないと思います」。一人の経営者であり、一人の市民としての信念だ。
○…趣味は落語の鑑賞。昨年亡くなった立川談志師匠を尊敬し、高校のころは毎月のように寄席に足を運んだそう。「落語が伝える人間の機微が面白い」と話す。「政治も落語も中心にあるのは人の心。伊勢原の皆様の心、思いをしっかり背負い、県議会議員として仕事をしてまいります」。伊勢原へ感謝と恩返しの日々が始まった。
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