市民音楽会を主催する伊勢原市音楽家協会の会長を務める 長谷川 修さん 岡崎在住 60歳
伊勢原に音楽の風
○…音大卒の人たちで構成される伊勢原市音楽家協会が毎年開いている市民音楽会。「地元でクラシックを楽しんでもらおう」という趣旨のもと、24回目となる今年も合唱や演奏を2部構成で披露。中学校の吹奏楽部や公募で集まった合唱団など、多彩なステージが予定されている。16日の本番にむけて準備に追われる毎日だが「今回も素晴らしい音楽をお届けします」と笑顔で意気込みを語る。
○…東京生まれ。父は公務員で音楽とは無縁の家庭に育ったが、フルート奏者・林りり子氏の音色に魅了され、高校からフルートを習い始めた。その後、東京音楽大学に進みフルートを専攻するなどして技術を磨いていった。28歳の結婚を機に伊勢原へ。現在は、音楽教室を市内外で開き、教え子は60人を超える。仕事の合間に音楽会の準備や演奏の練習をするため、24時間音楽に関わっている。休みは年に数回しかないそうだが「大好きな音楽を仕事に生きてこられて幸せ。これからも音楽の道をしっかり歩んでいきたい」とうれしそうだ。
○…趣味は山登りだが、昨年、登山中に滑落して救助されたこともあり、今は控えているという。そのため、クラシックを聴いたりしながら少々のお酒を飲むのが大切なリラックスタイムだという。また、音楽以外の活動としては、これまで伊勢原中や竹園小のPTA会長を務めるなど積極的に地域と関わってきた。伊勢原に移り住んで32年、「伊勢原は私の大切なふるさと」とにっこり。
○…「できるだけ多くの市民の方にクラシックを楽しんでもらいたい。それがふるさと伊勢原への私なりの恩返し」―。音楽家協会に入会したのはこうした思いもあったから。来年の目標を尋ねると「地元でクラシックを聴く機会をもっと増やす」と即答。今年の2月に還暦を迎え「体がしんどいなと思うことも増えた」というが、これからも伊勢原に音楽の風を吹かせる。
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