あす図書館でクリスマス会を開く「おとうさん・おじいちゃんのおはなし会」の代表 小出 勝義さん 83歳
朗読も宝くじも大声で
○…園児や小学生に絵本の読み聞かせや朗読をする男たちがいる。市立図書館の講座を機に2008年に発足したボランティアサークル「おとうさん・おじいちゃんのおはなし会」だ。現在6人の会員で活動し、読書週間や季節に合わせてイベントを行う。あす12月22日には恒例のクリスマス会を図書館で開催する。「楽しんで、元気になって」。83歳の会長の表情はとても艶やかだ。
○…秦野市在住だが、伊勢原寄りの鶴巻に暮らす。読書好きでよく図書館を利用するが「家から近いから」と伊勢原の図書館に通う。交通手段は自転車。おはなし会の活動を始めた4年前から家と図書館の往復は増えた。そんな運動の成果もあり「悪い所はないから病院に来ないで」と医者に言われるくらい健康。毎朝、掃除機がけと床の乾拭きを1時間こなしてから朝食。昼・夜は腹八分目、酒は少々。健康の秘けつは「好きなことをし、暴飲暴食はしないこと」だとか。
○…東京に生まれた。勤労学徒として陸軍造兵廠で働いていた時に終戦。その後、明治大学の夜間部に進み、昼間は都内の製造工場で経理を担当。卒業後も電器メーカーなどで経理畑を歩いた。30歳で結婚、自宅購入を機に秦野へ。2人の子どもは独立し現在は妻と2人で暮らす。会社を退職してからは、おはなし会のほか、歌の市民講座にも参加し、ステージに立つ。「読み聞かせ、朗読、歌…。声を出すことが好きなんだろうね」と大声で笑う。
○…高齢者に紙芝居や朗読を披露する慰問活動も4年前から始めた。「いつまでできるか分からないけど、人の役に立てるならこんなうれしいことないし、続けたいって思うわ」。年末年始の予定を尋ねると「三が日は子ども、孫がやって来る」とうれしそう。楽しみはもう一つ。「年末の宝くじだよ。昔、100万円を当てたこともあるんだ。このくじ運で今年も当たれ」。また大声で笑った。
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