伊勢原 社会
公開日:2013.06.21
地域の美化は世代超え
自治会有志と中学生が公園清掃
地元の公園や広場を地元の皆できれいにしようという清掃活動が6月9日、市内板戸の毘沙門池公園と殿村青少年広場で行われた。当日は、地元自治会員らで組織される「板戸第一有志会」(長塚信義会長)のメンバー16人と山王中学校(今井謙三校長/658人)の生徒38人が参加した。
参加者たちは、毘沙門池公園と殿村青少年広場に分かれて、草刈りやごみ拾いなどを行った。
中学生たちはジャージ姿で枝打ちを行ったほか、市みどりのまち振興財団が寄付したマリーゴールド、ベゴニアなどの苗計400ポットの植栽にも挑戦。時折、笑顔を見せながらも皆、真剣な表情で作業にあたった。当日は天候もよく汗をかきながらの作業となった。地元の商店からは飲み物の差し入れなどもあり、参加者たちはさわやかな笑顔で作業を終えた。
板戸第一自治会の田邉秀彌会長が、学校側に声かけをして実現した今回の清掃活動。この地域では、これまでも地区運動会などに合わせて、大人と子どもが協力して清掃を行ってきた。
田邉会長は「地元の商店などからも多くのご協力を頂きました。こうしたふれあいの機会を今後もつくりたい」と意欲をみせた。また、今回の清掃に参加した山王中学校の海老原龍くん(3年)は「身近な公園がきれいになって気持ちよかった。ぜひまた参加したい」と話していた。
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