戻る

伊勢原 スポーツトップニュース

公開日:2014.07.04

伊勢原高校女子バレー部
夏はビーチでも躍動
 県初制覇 マドンナカップへ

  • (右から)中坂監督、優勝した古谷・瀬戸ペア、3位の榎本・北村ペア

 高校生女子のビーチバレー日本一を決める「マドンナカップビーチバレージャパン女子ジュニア選手権」の県予選が6月22日、藤沢市の鵠沼海岸で行われ、伊勢原高校バレー部(中坂慎次郎監督)の古谷ちなみ・瀬戸晴花ペアが初優勝した。榎本里歩・北村かすみの2年生ペアも3位に入るなど、室内バレーの古豪伊勢原が屋外でも躍動している。

 伊勢原が公式戦のないオフシーズンを活用して、ビーチバレーに取り組んだのは3年前。屋内バレーでインターハイ15回、春高8回出場を誇る強豪校だが、市内にビーチバレーのさかんな産業能率大学があることから、技術・体力面の強化を屋外にも求めた。以来、産能大のビーチバレーコートで大学生と練習を重ね、大学チームの指導者から指導も受けた。

リベンジマッチと位置づけ

 今年で3度目の挑戦となった県予選には、3年生を中心に8ペアがエントリー。チームの主将でもある古谷選手と、中学時代にビーチバレーの全国大会で準優勝した瀬戸選手は「伊勢原高校の初優勝を本気で目指そう」と誓いペアを組んだ。

 予選には県内48ペアが出場。実はこの前日に行われたインターハイ予選で伊勢原は3位に甘んじ、全国大会を逃していた。当日選手たちは「インターハイ予選の悔しさをビーチバレーで晴らそう」と心を一つにしてコートに臨んだ。

春高予選の追い風に

 伊勢原から4ペアが8強入りした今回の予選。快進撃の要因を中坂慎次郎監督は「日々の走り込みと筋力トレーニングの成果が出たが、”チーム一丸”という選手間の共通意識が一番大きい」と指摘。2年生ペアが3位に入ったことから、「手応えは大きい。来年も期待したい」と話した。

 古谷・瀬戸ペアは8月7日から10日、愛媛県伊予市で行われる全国大会に出場する。古谷主将は「良い試合をして(3年生最後の公式戦となる)11月の春高予選の追い風にしたい」と意気込んでいる。 

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

伊勢原 トップニュースの新着記事

伊勢原 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS