県立いせはら塔の山緑地公園(三ノ宮)の「北側メインエントランス」がこのほど完成し、7月6日には同所で完成記念式典が行われた。この日から北側エントランスと西側サブエントランスの供用が始まった。
いせはら塔の山緑地公園は、丹沢のふもと、三ノ宮と坪ノ内地区にまたがる塔の山(標高203m)一帯の緑地保全を目的として、県が整備を進めているもの。事業面積の3分の1にあたる約12haが2007年11月に供用開始され、今回、1・2haが加わった。
園内にはシジュウカラやツグミといった野鳥や、カントウタンポポ、ホウチャクソウなどの野草も多く生息。展望広場(130m)からは江の島やランドマークタワーが一望できるほか、山頂から見る初日の出や秋の紅葉も美しく、1年を通して多くの人が訪れている。
観光客誘致に期待
完成した北側メインエントランスは公園に3カ所ある入口の1つで、周辺には駐車場、トイレ、木造平屋建てのパークセンターが設置された。標高120mの高さに位置し、塔の山の玄関口でもある。
式典には高山松太郎市長、渡辺紀之県議をはじめ地権者、自治会関係者らおよそ200人が出席。テープカットのほか園児や小学生によるしだれ桜の植樹も行われた。あいさつに立った高山市長は「公園を多くの方に愛してもらい、地域活性につなげたい」と、観光客誘致に期待を示した。
県平塚土木事務所によると、残りの事業面積の整備等については未定。
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