虫歯や歯周病で歯を失った場合、どのような治療の選択肢があるのか。みやけ歯科（上粕屋）の三宅崇院長（写真）に聞いた。

三宅「どこの歯を失ったかにもよりますが、画像診断やガイドを使った施術が進み、インプラント治療を選択される方が増えています。インプラントは、歯がない部分の顎骨に（主に）チタンを埋め、そこにかぶせ物を取り付けます」

　―痛いでしょうか

三宅「当院では、全身管理をしながら局所麻酔を使用して手術を行います。また事前説明にも十分な時間をかけます。さらに、口腔内の一部分ではなく全体を撮影できる歯科ＣＴを使用し、顎や骨の内部の状態、インプラントを埋め込む部分もより詳細に把握できることから、安全な治療が期待できると考えられます」

　―インプラントにおいて大切と言えることは

三宅「インプラントは普通の歯が歯周病にかかるように、術後何もせず放っておくと、周囲炎にかかる可能性があります。ですから術後のケアが重要です。当院では、機械による口腔内清掃、薬やレーザーを用いた治療などを行います。一緒に歯の健康を守りましょう」

みやけ歯科

伊勢原市上粕屋696-10

TEL:0463-95-5454