優雅にピアノを奏でた
伊勢原市出身のピアニスト古川貴子（よしこ）さん（29歳）が３月７日、市民文化会館小ホールで自身初の凱旋コンサートを行い、およそ３００人が来場した。
当日は、リスト「愛の夢」、ショパン「２つのノクターン 作品27」など８曲を披露。ヨーロッパで磨き上げられた演奏で満員の聴衆を魅了し、「宣伝も足りないなか、たくさんの方にお越しいただき感謝でいっぱいです」と笑顔で振り返った。
古川さんは高森出身。４歳でピアノを始め、秦野高校を卒業後に東京芸術大学に進んだ。２００９年にドイツに渡り、現在はドイツに暮らしながら、ミュンスター音楽大学ドイツ国家演奏家資格課程に在籍する。
今月26日にドイツへ戻る古川さん。「今後は日本での活動を増やしていきたいです」と意欲をみせた。
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