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伊勢原 社会

公開日:2015.10.02

観光ツアーで日越交流
留学生らおよそ20人参加

  • 酒蔵を見学する参加者

 ベトナム人留学生を対象とした「商店街観光ツアー」が9月26日、伊勢原市内で行われた。神奈川県の主催。

 昨今、経済や人材の交流が盛んな日越間の相互理解を目的とした「ベトナムフェスタ」が9月18日から20日、県庁舎周辺で開催され盛況だった。これを受ける形で今回のツアーが組まれ、留学生やその友人およそ20人が参加した。

 一行は大山阿夫利神社社務局能楽殿を見学し市内唯一の蔵元・吉川醸造株式会社へ。吉川勝之代表取締役社長から酒造りの説明を受けた。さらに伊勢原駅周辺では2グループに分かれ、商店で試食などを楽しんだ。

 横浜国立大学大学院に通うド・タン・ロンさん(25歳)は「普段は見られない所にも入ることができ、とても貴重な経験になった」と笑顔で感想を語った。

 ツアーに同行した、県商業流通課の草野伊知郎課長は「参加された皆さんのアンケートを基にして観光活性化につげていきたい」と話していた。

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