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伊勢原 社会

公開日:2016.09.16

団地の交流 温め続け10周年
ミニサロン白金山

  • ビンゴを楽しむ参加者

 市内高森にあるミニサロン白金山(石塚京子代表)が設立10周年を迎え、9月12日に祝う会を白金山団地集会所で開いた。

 ミニサロン白金山は、白金山団地(144世帯)の定年退職者の引きこもり防止などをめざし、住民の集いの場として2006年9月に設立された。今年3月まで代表を務めた新井智子さんが設立の中心となり、毎月第2月曜日に歌や体操、茶話会などを企画し、毎回10数人が参加。これまで10年間、延べ110回休むことなく活動を続けてきた。

 10周年の集いには、26人が参加。ビンゴ大会や歌の合唱が行われ、参加者は交流を深めていた。

 白金山団地では現在、高齢化が進行している。144世帯のうち半数以上が65歳以上の高齢者。一人暮らしや介護疲れに悩む人も多いという。4月に新井さんからバトンを受け継いだ石塚代表は「悩みを話せる機会を作っていきたい。白金山には得意技を持っている人も多い。発表の場を設けて、みなさんがいきいきできれば」と話した。

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