石田小学校の校歌制定委員として校歌完成までの話を児童に講話した 斎藤 惠司さん 石田在住 67歳
児童思う気持ちを校歌に
○…この4月、20周年を迎えた石田小学校。開校と同時に着任したが校歌がなく、2学期に校歌制定委員会が立ち上がった。メンバーは自治会長にPTAと自身含めた教員の8人。「子どもたちが誇りをもって歌える歌にしよう」―、それが委員全員の願いだった。同校ホームページでも聞くことができる特色ある校歌。完成までのエピソードや想いを、委員を代表し創立20周年の記念事業で児童らに語った。「久しぶりに校歌も聞けて嬉しかった」と目を細めた。
〇…校歌を作るにあたり在校生や地域に呼びかけ歌詞に盛り込みたい言葉を募った。委員の皆が、石田小で学んだことを忘れて欲しくないという願いを込めて『心のふるさと』という言葉にこだわったという。「石田小学校、ここはみんなの心のふるさと〜」1、2番通してサビの部分に盛り込まれた。さらに同校の校歌は歌の間に「青空」「夢」「希望」などの言葉を唱和するフレーズがあるのも特徴的だ。「生徒、保護者、教員、地域の方々、皆の手作りで出来た校歌。これからも大切に歌って欲しい」
〇…川崎市生まれ。祖父が教員だったこともあり教員の道を志した。大学を卒業後、桜台小学校に赴任。その後市内小学校に在職し35年勤め上げた。「石田小の学校作りにゼロから関われたのが思い出に残る。皆一丸となって素晴らしい学校を作ろうと取り組んだことが忘れられない」と懐かしそうに話す。
〇…現在は放課後に子どもたちが集まる「いせはら未来っ子クラブ」のいしだ、なるせ教室でボランティアスタッフとして子どもたちを見守り続けている。「退職後も子どもと関わっていたくて始めた。でもこれからは家庭と地域活動に専念してもいいかな」と笑顔で話した。
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