厚木・愛川・清川 コラム
公開日:2025.12.26
最後のニュース
本年もこの「シアター談義」をご愛読いただきありがとうございました。時々、アレ読んでますよ、と思わぬ場所で声を掛けられ励みになっています。来年もやらせて貰えそうなので、引き続き宜しくお願いします。
そんな年の瀬に嬉しいニュースが届きました。
本年度の紀伊国屋演劇賞の団体賞に、私の主宰する「扉座」が選出されました。コレは紀伊国屋書店がその年に優れた成果を残した個人、団体を表彰するもので60年続く演劇界でも由緒ある賞です
6月に上演した「北斎ばあさん ―珍道中・神奈川沖浪裏―」、11月〜12月に上演した「つか版忠臣蔵2025」の成果に対する評価です。
両作品ともに厚木シアタープロジェクト公演として厚木市文化会館で上演し、我がホーム厚木の皆様に楽しんでいただきました。厚木で初日を開けて、温かな拍手を頂き、東京公演に乗り込むと言うパターンで今年も支えていただきました。
そんな厚木での公演活動が始まって25年、市民応援団、厚木市文化振興財団、何より厚木のお客様方に、ようやくひとつご恩返しができた気がします。
80年代に下北沢辺りで突如演劇ブームが巻き起こり、学生演劇あがりの小劇団がたくさん誕生しました。扉座もその一つです。しかし今、集団として継続しているのはごく僅かです。
私たちがここまで続けられたのは、厚木の皆様のご支援あってのことです。皆様に良い報告が出来て幸せです。
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