第51回伊勢原観光道灌まつりのポスターデザインを担当した 佐藤 花菜子さん 東海大学 21歳
「力強く見やすく」描く
○…10月の道灌まつり開催に向けて、市内各所をはじめ、都内などにもポスターが掲示される。その数は大小合わせて3500枚。7年前から毎年、東海大学教養学部芸術学科で実施されるポスターコンペで今年のデザインを勝ち取った。「自分の絵がポスターになるなんて、なかなかできない経験。ありがたいこと。うれしい」と喜ぶ。
○…『これから楽しいことが始まるよ〜』。そんな思いが込められたポスターには、伊勢原のシンボルとなる大山をバックに、神社と力強い道灌公が描かれている。制作期間は約1カ月。デザインソフトなどを駆使して描かれた作品は、街中や電車内での掲示を考えて構図などに配慮し「見やすいデザイン」を心がけた。依頼主である伊勢原市と何度もやり取りし、修正を重ねて完成したポスターを眺めしみじみ。実は”馬の脚はそんなに上がらない”との指摘を受けたのだとか。「ポスターを見て道灌まつりに来てくれる人がいればうれしい」と笑顔で話した。
○…地元からも見える大山は、子どもの頃から身近な存在だった。中学3年の時に行った、東海大相模の文化祭の絵に感動して美術部へ。大学では病院ボランティアプロジェクトとして、子ども達に健康の大切さを伝える絵本の制作にも携わるなど、地域に繋がる様々な活動にも参加する。「地域の事を考えるきっかけになりました」と話す。
○…趣味は絵を描くことと写真を撮ること。愛機のミラーレス一眼を持って、旅先でも気に入った世界を一枚の写真に収める。「今年は道灌まつりにも行きます」と元気に話す。楽しくもあり苦しくもある課題に取り組みながらの学生生活も残り1年と少し。「将来は自分の絵を活かして、世の中の役に立てれば」と微笑んだ。厚木市在住。
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