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伊勢原 社会

公開日:2020.02.21

270年ぶりに敷き替えへ
高部屋神社参道の石畳

  • 改修前の参道の石畳

  • 神職による安全祈願の様子

 高部屋神社(下糟屋)の参道に敷かれた石畳が約270年ぶりに敷き替えられる。改修工事に伴い2月11日、神社や工事関係者らが出席し、安全祈願祭が執り行われた。

 高部屋神社の参道は、神社関係者によると、雨の際に地面の水はけが悪いことから、当時日向地区で採掘されていた日向石が敷かれたものだという。

 鳥居から境内まで約380枚が敷かれているが、老朽化による痛みが激しいことから、安全面を考えて以前から敷き替えが検討されてきた。

 そうした中、2019年度に、国の日本遺産の構成文化財の整備に関する補助金が新設。工事費の一部が補助されることになり、石畳の改修が可能になった。氏子総代の能條幸夫さんは「多くの方に参拝していただき、これからも神社とともに地域が発展してほしい」と話した。神社関係者によると、新しい石畳の工事は3月末に完了し、4月には地域住民らによる渡り始めなどの式典も検討されているという。

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