寄贈した横断幕の前に立つ隊員らと関野校長
新型コロナウイルス感染拡大予防のため、来賓や在校生の出席が制限された市内小中学校の卒業式。桜台小学校（関野栄子校長）では、学校支援ボランティアの子ども安全見守り隊（足立兵一代表）が３月17日、「卒業生の門出を華やかに祝おう」と横断幕を作成し、19日の卒業式に合わせて職員室前に掲示した。
横断幕は、初代会長の所昭雄（てるお）さん（89）が発案し、隊員５人で制作。Ａ３縦サイズの用紙８枚を貼り合わせて手作りしたもので、「平成26年入学の皆さん！６年間頑張ったね！」「冬は必ず春となる」などのメッセージが書かれている。
同隊の隊員らは、毎年来賓として卒業式に出席し、お祝いの言葉をかけていたが、今年は出席することが叶わなかった。所さんは「激励がしたくて、横断幕に思いを込めた。中学でも頑張ってほしい」などと話した。
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