動画に出演し、納太刀を紹介する目黒さん。ユーチューバーのようになって大山の歴史を伝える
大山阿夫利神社の神職で、伊勢原市のシティプロモーション公認サポーターも務める目黒久仁彦さん（34）が、産業能率大学の新入生向けに、大山地区の解説動画を制作した。
動画は目黒さんが主に撮影、編集をしたもので、大学のオンライン授業で活用。昨年は大学へ赴き講義を行ったが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で対面の講義ができなかったことから、自身が出演するユーチューバーのようなやり方を思いついたという。
動画は「大山歴史講座」として、およそ43分間に編集。小型無人機ドローンを駆使して撮影した大山の眺望をはじめ、日本遺産「大山詣り」の歴史、薪能などの伝統文化を紹介している。
目黒さんは「学生にとって大山は、大学時代の学びの場所になる。さまざまなことにチャレンジしてほしい」と呼び掛けた。動画はオンライン授業用の限定公開だが、目黒さんは「今後は観光誘致や教育旅行など、プロモーションにも動画が活用できたら」と期待を寄せている。
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