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伊勢原 政治

公開日:2020.06.19

市長ら特別職の給与減額
7月から3カ月間

 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う市民生活への影響や、厳しい経済情勢を受けて、伊勢原市は、市長ら特別職3人の給与を7月1日からさらに減額する。期間は市長の任期満了にあたる9月30日までの3カ月間。

 特別職の月額給料の減額率は、市の財政状況などを受けて、2017年4月1日から市長が10%、副市長と教育長が5%としている。今回、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、減額率を市長が20%、副市長と教育長が10%に改定。市職員課によると、減額による影響額は約110万円になるという。

 市は同条例の改正案を開会中の市議会6月定例会に提案し、6月12日の本会議で、賛成全員で可決成立した。高山松太郎市長は議会答弁で「本市の長として、少しでも市民の皆さま方に寄り添い、この難局を乗り越えていく思いで、特別職の給与をこれまで以上に減額することにした」と理由を話した。

 市議会側も7月1日から9月30日まで、議員報酬を月額10%減額する議員提出議案を提案し、6月5日に可決成立している。影響額はおよそ265万円。

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