ぶどうを収穫する参加者ら＝８月29日
市内最大級の親睦団体、楽天会（小平文征会長）が８月29日、市内の果樹園でぶどう狩りを行った。
ぶどう狩りは、会員相互や家族の親睦を深めるために毎年開催している同会の恒例行事。この日は会員や家族など約１００人が参加した。
同会会員でもある石井清さんの畑で、大きく育ったピオーネを収穫。参加者らは「大きいぶどうが収穫できたよ」などと報告し合っていた。
新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、楽天会の行事も今年３月からすべて中止となっていた。ぶどう狩りについては役員会で検討を重ね、「３密」を避けた野外での活動になることから実施することにした。
当日は参加者に検温と問診表の記入を依頼。手指の消毒やマスク・フェイスシールドの着用を義務付けるなど、感染症対策を徹底した。また、熱中症にも備え、看護師を配置するなどの対策も講じた。小平会長は「会員や家族が楽しみにしているイベントなので、実施することができて良かった」と振り返った。
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