桜台の「風海」でアニメーション作品展を開催している 久保 大翔(ひろと)さん 笠窪在住 21歳
アニメで感動与えたい
○…個人事務所、久保大翔プロダクションの代表でアニメーション作家として活動する。7月31日(土)まで開催する作品展は、2019年に続いて2回目。「とにかく絵が好き。見た人が何か感じてもらえれば嬉しい。自分という人間を知ってもらえれば」と話す。
○…笠窪出身。保育園の頃から船が好きで、小学校の頃には海上自衛隊で人のために働きたいと夢見ていた。山王中から県立海洋科学高等学校へ進学したが、心の病で2年の時に退学。自宅での療養生活は、しばらく何も手がつかない状態が続いた。1年ほど経ち、アニメや映画を見るようになると、幼い頃から絵を描くことが好きだったことに気が付き、アニメの仕事に就きたいと思うようになった。「ジブリの作品から元気をもらった。アニメという楽しい世界を教えてくれた」。
○…18歳の時、相模原のアニメ制作会社へ。そこで学びながらさまざまな作品に携わる。中でも『宇宙よりも遠い場所』の第2原画制作に携わったことが最も印象深く「アニメの力の凄さを感じた。感動して泣きました」と振り返る。作品に感化され、仲間と短編アニメの制作を計画。自身が絵コンテを描き、監督も務める予定だった。しかし、資金不足などから計画は頓挫してしまったという。「今はその時の作品を制作中で、制作過程を動画で公開する予定です」。
○…地元にスタジオを作り、映画館やカフェを併設して雇用も生む文化施設を作ることが夢。地域の祭りで子どもに太鼓を教えるなど、子ども好きが高じて、現在は学童保育でアルバイトをしながら、自宅のスタジオでアニメなどの創作活動を行う。「感動を与える作品を作り、いつかカンヌで賞を取りたい」とほほ笑んだ。
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