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伊勢原 社会

公開日:2021.07.16

新型コロナワクチン
「職域接種」がスタート
金属プレス工業協同組合

  • 職域接種の様子=7日、AOI七沢リハビリテーション病院で写す

 市内鈴川の神奈川県金属プレス工業協同組合(中辻和夫理事長/組合員数15社)は、7月7日から新型コロナウイルスワクチンの「職域接種」を始めた。希望する従業員や家族など1200人が、8月13日までに一人2回の接種を完了する予定で動いている。

 職域接種は、AOI七沢リハビリテーション病院(磯谷栄二病院長/厚木市)が全面協力。無償でワクチン接種をするワクチン接種医療支援チーム(VMAT)が、病院の昼休みの時間を使ってボランティアで職域接種を行っている。

 同組合では、国の職域接種への方針発表を受けて、ワクチン接種に関する地域の負担軽減や、接種の加速化を図るため職域接種の検討を開始。1日あたり300人が、同組合の用意した大型バスで市内鈴川から同病院へ行き、接種を受ける仕組みを構築した。

 初日の7日は、バス9台で同病院へ移動。組合各社から集まった約50人のスタッフが、バスの添乗から病院内の誘導、受付、問診票の回収などを手伝った。

 接種を終えた30代の男性は「自治体での接種がいつになるか分からない中、組合が職域接種をしてくれてありがたい」と、30代の女性は「思ったよりもスムーズに接種を受けることができて良かった」と語った。

 同組合で今回の職域接種に対して中心となって動いた、株式会社竹内型材研究所の永廣知史さんは「ここまで順調に進められたのは病院はもちろん、組合各社のご理解、ご協力の賜物。安心・安全に最後まで事故なく終了することができたら」と話した。

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