産業能率大学情報マネジメント学部の学生が7月10日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかで開催された、プロ野球イースタン・リーグの公式戦「横浜DeNAベイスターズ対千葉ロッテマリーンズ」で観戦イベントを企画し、ストラックアウトや選手への応援メッセージ作りのブースなどの運営に携わった。
この取り組みは同学部の授業「スポーツ・プロモーション」の一環。同大学と横浜DeNAベイスターズとの共同授業として2007年度にスタート。イースタン・リーグの公式戦の観戦者の満足度向上を目的に、学生が企画した球場演出やファンサービスなどのイベントを実施している。学生は企画力、プレゼンテーション力、ビジネスマネジメントの手法などを身に着け、スポーツの裏側からビジネスマネジメントを学ぶことができる。
「コロナを乗り越え希望を感じる」観戦イベント『産業能率大学スペシャルゲーム2021』と題した今回の催し。コロナ禍の困難を乗り越えた先の希望を願い、ファミリー層をターゲットにイベントを企画した。
この日は、来場者が選手への応援メッセージカードを風鈴に飾るブースや、ストラックアウトなどのブースを設置。スタジアムの中では、1000個の風船を使った応援や、学生が考案したオリジナルスイーツの販売などを実施した。来場者からは「風船の応援がきれいだった。楽しかった」などの声があがっていた。
参加した学生は同学部の2年生50人。約400人いる学生の中から募集し、選考の結果、50人が選ばれた。
学生は4月から、イベント内容を企画。実現させるためのマニュアル作成、人員管理、感染症対策などさまざまな役割を分担し、球団にプレゼンを行うなどの作業を繰り返し本番に備えてきた。
マニュアル担当の為我井里奈さんは「当日は想像と違うことも起き対応が難しかったが楽しかった。リスクマネジメント力が身に付いたと思う」とし、シフト担当の本郷里奈さんは「分刻みのシフトを組み、イベント全体を見る力が身に付いたと思う」。管財担当の尻引朋菜さんは「情報共有の大切さや、交渉力が養われたと思う」とそれぞれが話していた。
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