市内高森の老舗中華料理店「桂花楼」が5月26日に全焼したことを受けて、市内最大級の親睦団体、楽天会(小平文征会長)が8月8日、会員から募った義捐金18万1千円を届けた。
同店の店長で代表取締役の國島秀和さんが、楽天会の会員でもあることから、同会では7月24日に開催した総会で義捐金を募り、当日欠席した会員の分と合わせた合計額を役員らが持参。小平会長が國島店長に手渡した=写真。
楽天会では熊本地震や新潟県糸魚川市大火の際も、会員の故郷の自治体を支援する活動をしてきた。また、同店は楽天会の忘年会会場としても親しまれてきた思い出の場所という。小平会長は「親睦の絆を大切にしている団体なので、仲間の再建に役立てて頂けたら」と話した。
同店の被災には楽天会をはじめ、地元自治会やスポーツチーム、企業の有志なども募金を集め支援の輪が広がっている。國島店長は「とてもありがたいこと。前を向いて進んでいく勇気を頂いた。一日も早い再建をめざし、進めていきたい」と謝辞を述べた。
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