伊勢原 社会
公開日:2021.08.20
ナシの収穫最盛期
9月上旬まで
伊勢原産のナシ「幸水」の収穫作業が最盛期を迎えている。JA湘南果樹部会会長兼伊勢原支部長の和田新一さん(58)は伊勢原市役所そばの果樹園でナシを栽培。朝5時頃から収穫作業を行っているという。
昨年は梅雨が長引き、日照時間が少なかったことなどから生育が悪く、市内全体の集荷量は例年の6割(150トン)にまで減少したという。
今年は「梅雨明けが早く、日照時間も長くとれたので、糖度も十分。美味しく育っている」という。和田さんは「伊勢原産のナシをぜひ一度味わってみて頂けたら」と話している。
市農業振興課によると、市内では「幸水」「豊水」「新水」などが生産されていて、9月上旬まで収穫が続く。市内で果樹部会に加入しているナシ農家は52戸。栽培面積は11・7ヘクタールになるという。
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