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公開日:2021.09.17

伊勢原フレンズ青木徠海さん
ベイスターズJrに選抜
16人のメンバーに

  • ベイスターズジュニアに選ばれた青木さん

 市内の軟式少年野球チーム、伊勢原フレンズに所属する青木徠海(こう)さん(桜台小6年)がこのほど、横浜DeNAベイスターズジュニアチームに選ばれた。12月末に開催予定の「NPB12球団ジュニアトーナメント2021」に参加する。

 同トーナメントは、日本野球機構とプロ野球12球団が、プロ野球への夢を身近に感じてもらうため、2005年から開催。毎年12月に各球団が編成した小学6年生が日本一を目指し熱戦を繰り広げている。

 ベイスターズジュニアの選考には今回、県内外から約950件の応募があり、ピッチングやティーバッティング、ベースランニング、キャッチングなど、1次、2次、最終と3度のセレクションを経て16人が選抜された。

 青木さんは身長165cm、体重73kg、チームでは捕手をメインに、投手や一塁手もこなす。ベイスターズジュニアチームに選ばれ、「自信はあった。小学校1年からの目標だったので嬉しい。得意のバッティングを見てほしい。ジュニアチームではキャプテンになってチームを引っ張る存在になりたい」と意気込む。

 高校球児だった父親の寛和さん(42)の影響で、3歳からボールで遊び、5歳でバットを振っていたという青木さん。寛和さんは「母親のお腹の中にいる時から『将来プロ野球選手になるんだぞ』と言い聞かせていた」と話す。

鈴川球場を小5で柵越え

 青木さんが伊勢原フレンズに加入したのは小学校4年生から。それまで所属していたチームが解散し、同チームに転入した。樋口一洋監督によれば、青木さんは小学校5年生の時には鈴川の野球場(レフト83・5m、ライト76・5m、センター86・5m)で柵越えするほどで、パワーが小学生離れしていたという。

 また捕手としての守備も優れていて、相手チームが肩を警戒して盗塁ができない程だという。「守備はバッティングに次ぐ第2の武器」と青木さん。「扇の要」として、チームにエラーなどミスが出た時も、積極的に声をかけチームの士気を上げることに努めているという。

 チームでの練習のほか、寒川公園の野球場など、大きな球場で、打球を遠くへ飛ばす練習をしているという。パワーの源はよく食べること。「好きな食べ物の1位はお寿司、2位は焼き肉」と笑顔で話す青木さん。将来は一流のプロ野球選手になることが目標で「大谷翔平選手が憧れ」と話している。

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