成瀬地区で活動する小学生女子サッカーチーム、成瀬エンジェルス(重田篤史監督・49)。10月23日から31日に行われた、県少女サッカー選手権でベスト4入りし、来年1月に千葉県内で初開催される、U─12ガールズゲーム関東2021への出場権を獲得した。
小学生サッカーは男女ともに8人制で、ピッチは11人制の約半分の大きさで行われている。
同選手権には県内から25チームが出場。成瀬エンジェルスは初戦2対0、2回戦は2対2からのPK戦を制し、3回戦へ。関東出場権が掛かった3回戦も8対0と快勝し、4強入りで関東への切符を手にした。
春から「Road to千葉」をめざし、同選手権に臨んだ成瀬エンジェルス。迎えた準決勝では青葉ガールズに1対5で敗れ、3位決定戦に回るも、FC厚木ガールズに0対5で敗れ、4位に終わった。
キャプテンの高橋愛音(あのん)さん(成瀬小学校6年)は「準決勝、決勝ではとても残念な結果になってしまったので、関東大会では、悔いのないプレーをしたい」と意気込みを語った。
市内初の小学生女子チーム
エンジェルスは2018年4月に、成瀬サッカー少年団で監督を務めている重田さんが設立。当時、小学生の女子サッカーチームが市内になかったことから、保護者らから「チームを作ってほしい」との声を受け、市内初の少女サッカーチームとして発足した。
発足当時3人からスタートしたが、成瀬、石田、緑台小学校を中心に現在25人が在籍する。高橋キャプテンを中心としたチームワークの良さと、走力と粘り強さが特長の今年のチーム。重田監督は「明るく、楽しく、元気よくサッカーをすることがモットー。関東ではエンジェルス旋風を巻き起こしたい」と話している。
関東大会は来年1月22日、23日に千葉県内で開催される予定。
|
<PR>
伊勢原版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|