伊勢原 トップニュース社会
公開日:2026.01.01
新春市長インタビュー
子育て支援を加速
6分野バランス良く推進
2026年の年頭企画として、萩原鉄也伊勢原市長にインタビューを実施。伊勢原の持つポテンシャルなどについて聞いた。
――市長就任から1年3カ月、進捗を教えてください
あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。
「住みたい・住み続けたいまち」の姿は、本市の第6次総合計画が目標とする将来都市像である「暮らしやすさ実感都市伊勢原」の実現と大きく重なるものです。その中で、「防災・安全分野」「福祉・保健分野」「子育て・教育分野」「産業・環境分野」「都市基盤分野」「市民・行政分野」の6分野において、優先順位をしっかりと見定めつつ、ソフト・ハード両面の事業をバランス良く推進、「自分が忙しくなければ市が活性化しない」との思いで実現に向けて全力で取り組んできました。
特に「子育て・教育分野」では、子育てしやすい環境づくりとして、紙おむつ等を支給する取り組みを開始。市役所隣に開所した「こどもみらいプラザ」は、子育て世帯の目線に立った利用しやすい設備を整備、施設内の子育て支援センター「クルリンにじっこひろば」は広さを2倍にし、より多くの子どもや保護者の方々が活動・交流できる場になり、利用者数が約1・7倍に増加するなど大変好評を頂いています。今後も大規模な基盤整備事業を着実に進めていくとともに、市民一人ひとりが安心して日常生活を送るためのライフステージに寄り添ったソフト事業も両輪で進め、「住みたい・住み続けたいまち伊勢原」を作り上げてまいります。
明るい未来への飛躍誓う 駅前再開発など
――「伊勢原駅北口再開発」や「小田急電鉄の総合車両所移転」、「田中笠窪線整備事業」の進捗と完成後の未来について
伊勢原駅北口の再開発については、工事費高騰などの厳しい環境に直面していますが、準備組合、事業協力者、市が一体となり、お互いに努力と工夫を重ねながら、事業の具体化に向けて着実に取組を進めています。
伊勢原の玄関口としての機能と、暮らしを支える生活拠点としての機能を両立させ、まち全体のにぎわいと住みやすさを高めていきたいと考えています。市民や観光客をはじめ、多くの方が立ち寄りたくなる、伊勢原らしい温かみや親しみを感じられる駅前空間となることを期待しています。
小田急電鉄株式会社による総合車両所の移転に関しては、現在、環境アセスメントの手続きが行われており、令和8年度から用地取得の手続きに入ると伺っています。その後、機能補償工事、車両所本体の工事に入り、令和15年度の供用開始を目指すと伺っています。
総合車両所の整備により、伊勢原駅始発や終発の便が増えることも期待しており、市民の皆様の利便性向上が期待されます。そして、同社と連携協定を締結して事業を進めている都市計画道路田中笠窪線につきましては、現在、鈴川工業団地の西側から整備を進めており、昨年から、二級河川の鈴川と準用河川の栗原川を跨ぐ橋りょう区間の工事に着手しております。いずれも未来のために必要なプロジェクトであり、明るい未来のため事業者等と連携して取組を進めていきたいと考えております。
――「発想クルリン課」の創設など、市政を「運営から経営に」転換する方針を掲げました
近年のインフレによる物価高や人件費の高騰、人口減少・少子高齢化等による社会保障関連経費の増加などを背景に、今後の市の財政見通しはより一層厳しいものとなります。こういった社会環境変化の中、これからは行政自らが稼ぐ組織でなければならないといった危機感から、就任後の所信表明で「市政運営」から「市政経営」への転換を述べさせていただきました。そして、市役所職員一人ひとりのマインドを「運営」から「経営」へ転換していくための一歩として「発想クルリン課」を設置しました。
「発想クルリン課」では、戦略的に稼ぐ取り組みを全庁的に推進していくための旗振り役として、ふるさと納税やクラウドファンディングをはじめ、様々なアイデアにより取り組みを進めております。特にふるさと納税においては、新たに現地決済型の開始や、昨年度と比較し返礼品の種類を大幅に増やしたことなどにより、上半期だけで昨年度とほぼ同額の寄附を受け入れるなど、既に大きな成果が現れております。今後は、このような「運営」から「経営」の視点へと転換していくマインドが全庁的に波及するよう、組織横断的に進めてまいりたいと考えております。
――昨年末に浮上した『道の駅』構想。伊勢原の未来にどのようにつなげていきますか。
近年「道の駅」は、地域の工夫により地域活性化や防災拠点などの様々な役割を担っています。本市の特性である、多彩な農産物や観光資源のほか医療機関の立地を活かせるような構想を創りあげ、将来的に市内に賑わいや経済の好循環をもたらし、防災面でも人々が安心して暮らせるまちを目指していきます。
――今年1年、どのような年になるか、漢字1文字でお願いします
未来へ向かって力強く前進する「駿」馬のごとく、伊勢原が大きく飛躍する一年にしたいという思いから、この漢字を選びました。
――ありがとうございました。【次号に続く】
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