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伊勢原 人物風土記

公開日:2022.10.21

伊勢原みんなにやさしいごはんプロジェクトの代表を務める
原田 怜奈さん
高森在住 36歳

「やさしい食」を広めたい

 ○…さがみ生活クラブ生協伊勢原コモンズを母体とする有機給食推進チームによる初のマルシェ。伊勢原で「やさしいごはん」を広めたい、子どもたちに「安心でおいしい学校給食」を届けたいとの想いで企画した。「人の心と体、地球にやさしい食を多くの方に知ってほしい」と語る。体にやさしい地場産野菜やグルメの販売など10ブースが出店。「食の大切さに興味をもってもらうためのイベント。考えるきっかけになれば嬉しい」とほほ笑む。

 ○…生活クラブに入会したのは4年前。子どもと丸山城址公園で遊んでいた時に、偶然公園で開催されていたクラブの試食会に立ち寄ったのがきっかけ。「食に関心はあったがクラブのことはほとんど知らなかった。試食のお肉が美味しかったので、『入ってみようかな』と軽い気持ちだった」。入会してからは生産者による食の勉強会などに参加。市販の調味料購入の際に、成分表示に目を通すのが億劫になり、すべてクラブのものに変えたという。「子どもにアレルギーがあったので安心して食べさせたかった。食材を変えてからは家族が風邪をひかなくなり、健康になった」とうれしそうに話す。

 ○…長野県出身。大学卒業後、作業療法士として病院に勤務した。27歳で結婚。4年前に子育てに専念するため退職した。「3歳までは子どもにいろいろな経験をさせて、その様子を傍で見ていたかったので」と母の顔をのぞかせる。

 ○…子育てや家事のほか、クラブの活動など多忙な中、「一人の時間」が大切だという。「自分へのご褒美に、美味しいものを食べに出かけたりする。クラブの活動など、好きなことができるのも夫の協力があってのことですね」と照れた様子で話した。

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